データの概要
1次メッシュ(全国地域の大分類に使用されます)
図中の「5339」は 1次メッシュコードと呼ばれる, 格子南西端の緯度と経度をコード化した数値です。
2次メッシュ(1次メッシュを再分割したメッシュ)
2次メッシュコードとは, 格子のインデックスをコード化した数値のことです。
着色部(東京東部)は2次メッシュコード「46」です。1次メッシュコード「5339」を前置して,
「533946」または「5339-46」と表記されます。
行政区画データは2次メッシュ単位に用意されています。
東京東部はファイル[FG-GML-533946-AdmArea-*]です。
5mメッシュと10mメッシュ
標高データ には5mメッシュと10メッシュが用意されています。
特にDEM5AとDEM10Bについて比較します。
標高DEM5BとDEM5Aの比較
DEM5Bは, 2次メッシュ領域の一部にしか対応していません(下図)。また, 測量方法も精度が劣ります。
沖合の島の標高がDEM5Bで提供されている事例を載せます。
標高DEM10AとDEM10Bの比較
DEM10Aは,2次メッシュ領域の一部にしか対応していません(下図)。
また, 阿蘇山の標高1592mと比較した結果, DEM10Aは精度が劣るようです。
標高DEM5AとDEM10Bの比較
一般的に, 標高データはDEM5AとDEM10Bの二択になる場合があります。
DEM5Aの方が高精度で河川などの水域も識別できますがデータ数が多くなります。また, 地域によっては
未整備個所を含んでいる可能性もあるので,その代替データとしてDEM10Bが必要になるかもしれません。
標高DEM5Aの内水面と水涯線の比較
標高データDEM5Aには表れない線が水涯線に表れています。
水域は水涯線の方が詳細で信頼できると言えます。