ニュース

2022/12/11
以下の機能を追加しました。
1. [再メッシング]ボタンを追加しました。
このボタンを押すことによって, データを読み直すことなく,メッシュ数を変更した等高線の作成が可能になります。
2. 簡易3D表示に関する改良及び機能追加をしました。

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更新履歴

ソフトウエアの起動

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機能の概要

入力

基盤地図情報ダウンロードサービスで得られる以下のデータとします。
( ダウンロード場所は https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php )
1. 基本項目 (2次メッシュ単位)
行政区画の地図情報 [必須]
道路縁・軌道中心線・水涯線の地図情報 [オプション]
2. 数値標高モデル
以下の4種類のデータに対応しています。
5mメッシュ(DEM5A, DEM5B) 3次メッシュ単位
10mメッシュ(DEM10A, DEM10B) 2次メッシュ単位
但し,1回に読み込めるのは1種類のみです。 [必須]

出力

等高線図 ( ライン, カラーライン, カラートーン)
標高デジタル値の表示( ピック位置, 指定座標位置 )
地図画像の重ね合わせ表示
任意断面の表示
勾配ベクトルの表示, 流線の表示
簡易3D表示
3Dデータファイル( DXF 形式, STL 形式, PLY 形式)
Google Earth入力ファイル( KML 形式)

システム図

ソフトウエアの仕様

ソフトウエアの形態

Webアプリケーションの一種のシングルページアプリケーションです。 シングルページアプリケーション(SPA)とは, 単一のWebページのみから構成され, デスクトップアプリケーションのようなユーザー操作感を提供するWebアプリケーションまたはWebサイトのことです。必要なコード(HTML, JavaScript, CSS)は最初にまとめて読み込むので初期ローディングにかかる時間は増えますが,その後はブラウザ上で実行されるだけなのでサーバーとの通信は必要なくなります。 しかし, 以下のような問題もあります。
通常, ほとんどのブラウザはシングルスレッドで動作しており, JavaScriptコードや画面の描画, ユーザーのマウス操作などのイベントを処理するためにイベントループと呼ばれる仕組みが組み込まれています。 そのため, JavaScriptの実行に時間がかかると, その間に発生したマウス操作などの他のイベントが実行キューに登録されたまま, いつまでも処理されないということになります。対応方法の1つは大きな処理を細かく分割しアイドル時間を作って, 他のイベントに処理機会を与えることです。
当ソフトウエアでは等高線は2本単位に作成して処理を小分けしています。

対応ブラウザ

WebブラウザはGoogle Chrome とFirefox に対応していますが以下の理由でGoogle Chrome を強く推奨します。
Webブラウザでは, JavaScriptの完了までの時間が限られており, スクリプトの実行に時間がかかりすぎると, その処理を終了するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。例えば, Google Chrome の「ページが応答しません」, Firefox の「ウェブページがブラウザの動作を遅くしています」などのメッセージがそうです。カラートーン等高線作成時によく出ますが, その出現頻度がGoogle Chrome のほうが圧倒的に少ないので対応が楽です。

制約とその回避方法

等高線のカラートーン表示は処理が重いので, 高解像度(メッシュ数75または225)の描画は実用的な時間内ではできません。しかし, 以下の方法を使えば, 制約が解消できます。
ライン表示で等高線だけを高解像度で作成して,PLY形式の3Dデータを出力します。これを外部ソフトウエア( MeshLabなど )にインポートします。 MeshLabについては別ページの 3D地形図の作成 に, その使い方の事例を載せています( サンプルデータもダウンロードできます )。

例 東京東部の2次メッシュ領域をメッシュ数75で等高線だけ作成して3Dデータ出力。
(メモリ4GB環境では, メッシュ数を最大(225)にするとメモリ不足で出力に失敗)

ライン表示で等高線だけ作成する場合はカラーバーは表示されませんが, PLY形式の3Dデータを出力するときにカラー値をログに書いています。
カラーはこの値(色の3成分を16進数で並べた値)を参照してください。
例 #ff00aa
上位2桁 赤 15 * 16 + 15 = 255
中位2桁 緑 0
下位2桁 青 10 * 16 + 10 = 170

その他の制約

等高線間の色塗りの制約

1つのメッシュの中に同じ値の等高線が2つ以上入って, さらにもう1つ線が入る場合の色塗りには対応していません。

パソコンの電源プランの制約

[省電力]状態ではパフォーマンス低下のために, カラートーン表示に多大な時間がかかります。 これ以外のオプションを選択して下さい。

不具合報告など

不具合が再現できるような手順を書いて送って頂けると助かります。下のアイコンを押すとフォームが開きます。

メール送信後に確認用の自動返信メールをお送りしますのでメールアドレスは正しいものをお願いします。お名前はハンドル名などでけっこうです。

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