Google Earth上の表示機能

概要
以下の2つのファイルを出力すると,
  • GoogleEarth地表面重ね合わせ.kml
  • GoogleEarth地表面重ね合わせ.jpg
Googe Earth上で, 次の機能が使用可能になります。
  1. 等高線図の画像をEarthの地表面に重ね合わせ表示すること
  2. 標高デジタル値をEarthの目印の位置に表示すること

サンプルデータのダウンロードは こちらです。

使い方

等高線が表示されている状態で[GoogeEarth用データ出力]を押すと, 上記の2つのファイルが出力されます(下図)。

kmlファイルの内容

kmlファイル中で jpgファイル名を参照しているので, その名前の jpgファイルが存在しないとエラーになります。 例えば, ダウンロード先に同じ名前のファイルが存在すると, 自動的に「ファイル名 (1)」などと番号が付加されますが, 参照しているファイル名は, 「GoogleEarth地表面重ね合わせ.jpg」のままなので一致しなくなります。 この場合は手作業でファイル名を直します。

Google Earthの地表面重ね合わせ表示

Google Earthでkmlファイルを開く( kmlファイルのアイコンをダブルクリック,またはGoogle Earthのアイコンに重ねる)と表示されます。

Google Earthの標高値との比較

最高点である,地点-1(本郷2丁目 順天堂大の近く)の標高28.16mがEarthの値23mと比較して違っているのがわかります。

同じデータソースを使っている,地理院地図の同一地点の標高は28.1mであり, ほぼ一致します。

地点-2(雷門前の交差点)の方も, 標高3.84mがEarthの値10mと比較して違っているのがわかります。


こちらも地理院地図の同一地点の標高3.8mとほぼ一致します。

まとめ
以上の結果によって, Googe Earthの標高値と地理院の5メートルメッシュ標高値との間には差があることが解りました。
地球規模ではこれくらいの差は許容範囲内なのでしょうか。

標高値の比較

目印場所Googe Earthの標高値当ソフトの標高値(計算用メッシュ数45)地理院地図の標高値
地点-1 本郷(二) 順天堂大の近く23 28.16 28.1
地点-2雷門前の交差点 10 3.84 3.8